どうも今晩は〜
本日も墨田区怪談話を紹介します

江戸時代の本所三笠町(現・墨田区亀沢)に所在した味野岌之助という旗本の上屋敷でのこと
屋敷では毎晩、天井裏からもの凄い音がした挙げ句、「足を洗え」という声が響き、
同時に天井をバリバリと突き破って剛毛に覆われた巨大な足が降りてくる事があったそうな。

家人が言われたとおりに洗ってやると天井裏に消えていくが、それは毎晩繰り返され、
洗わないでいると足の主は怒って家中の天井を踏み抜いて暴れる。

あまりの怪奇現象にたまりかねた味野が同僚の旗本にことを話すと、同僚は大変興味を持ち、
上意の許を得て上屋敷を交換した。
ところが同僚が移り住んだところ、足は二度と現れなかったという。

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また、嘉永年間に六番町に住んでいた御手洗主計という旗本の家でも
「蔵の大足」または「御手洗氏の足洗い」といって同様の怪異が起きたといわれる。

雑物庫の戸がひとりでに開いて巨大な右足が現れ、これを洗ってやると今度は左足が現れる。
両足とも洗い終えると足が引っ込んで戸が閉まるというものだった。
大足を退治するべく刀で斬りつけても煙を斬るように効果がなく、祈祷で追い払おうものなら
大足が暴れ回って祈祷者を踏みにじり、雑物庫の中を滅茶苦茶に暴れ回って中の品物を壊す有様だった。

しかしこの大足は迷惑がられるどころか、以前に雑物庫に忍び込んだ泥棒を踏みつけて
捕まえたことがあり、御手洗家ではこの足を家宝の守護者として「ご隠居」と呼び、
家の大事なものはすべてその雑物庫にしまっていた。
いつしか、女性が洗わないと足は引っ込まないようになったが、主計がこの仕事のために女を雇っても、すぐに嫌がって仕事を辞めてしまった…。

何とも怪奇な現象ですね
こんな仕事では例えお給料が良かったとしても、怖くて続けられないですよね

高額な対価の裏には何か不思議な事柄が絡んでいるのかもしれません
皆さんも気をつけて下さい